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作品No.2心の情動
僕という存在
道は視えない。
暗黒の闇に阻まれて。

絶望するなら
僕が天近くから
飛び降りてしまえばいいのに。

それで
僕の代わりの
誰かが幸せの道へと
神様に導いて戴けるかも
知れないものの。

臆病な僕は
結局…

それすらも出来ず
足踏みして
無駄に滞って

誰かを
助けることすらなく
見殺しにしてゆく…

そして僕は…。
誰かを…
不幸にして行く。

date.2016/11/28

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作成日 : 2016/11/28(月) 18:06
更新日 : 2016/11/28(月) 18:08
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Book Shelf Ver:1.7 - 天空の彼方