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作品No.5 「 メモ用 」
しゅうまい-Delusion
「俺は、西園寺 騎士と付き合っている」
彼はカレーパン好きで、気がついた時にはカレーパンを頬張っている。
デブだが、根は良い奴で、昔からの俺の唯一の親友である。
「デュフフ…晴輝ぃ、集会あるんだろ?じゃぁ、先に帰るわ。頑張れ。あばヨっ!」
そう言い残し、彼は教室を去っていった。
ひょんな事から文化祭の実行委員にされ、集会に出ないといけなかったが面倒臭い。
「ま、もう一人に任せてサボっちゃうか」
そうして、教室を後にし、騎士を追う事にした。
昇降口に着くと、既に靴を履き替え外を歩いている、騎士の後ろ姿が見えた。
「ないとぉ~!!俺も帰る!!」
俺も急いで、靴を履き替えて、昇降口を出た。
すると、突然…。
「「あっ…あぶなーい!!!」」
そんな声が聞こえた後、何かが俺の顔を目掛けて飛んできた。
『バシーンッ!!』
「ふんぐがッ…」
俺の目の前は、真っ暗になった。
………。
「……き……だ……か?」
誰かの声が、遠くで聞こえる気がする。
「お……は…き。だ…い…ぶか?」
「お~い!!晴輝ぃ!!大丈夫か?」
騎士の声が耳に響く。
「うぅ…うん?騎士…?」
頭が少しボーッとするが、目を開けると白い天井が見えた。
「おっ、晴輝、気付いたか!!」
「お、おぅ…え~っと…?何が起こったんだっけ?」
何かが飛んできた気はしたが、どうなったかは覚えていない。
「晴輝が昇降口を出た途端に、サッカー部のボールが勢いよく飛んできてぇぇぇ、お前の顔にクリーンヒットォォォ!!!」
「そしたら、お前、鼻血ブーのブーブブゥーでひっくり返ってて。慌てて俺が血の処理と保健室に遺体をっ…」
「死んでねぇよっ!」
「デュフュッ。ベッドゥ…イン!して数十分間、起きなくてビックリしたが…大丈夫そうだな…」
そう言うと、何処からか、カレーパンを取りだして頬張り始める。
「ふんあ、ふへほっと…はふんほへ」
「ん?何って?頬張りながら、喋るのやめろ」
騎士は、一生懸命に口を動かし、飲み込んだ。
人が本調子で無いのに、能天気な奴だ…。まぁ、退屈はしないが。
「ゴクっ。まぁ、もうちょっと休んどけ。カレーパン、食うか?」
何処からともなく、取りだして俺に差し出す。
「カレーパンなんて、要らねぇよ」
「そっか…。美味しいのにな…。仕舞っとこ…」
そう言うと、騎士は鞄にカレーパンを片付けた。
さっきは、鞄にも触れずに取り出してたのに、本当に何処から湧いているんだろうか?
いつも不思議に思うが…。
『この世とボクはカレーパンっ!』とか騎士が言ってた時があり、色々と訊くのは怖そうだ。
「ムシャムシャ…ゴクン。あ、そうだ!喉渇いたか?飲み物あるぞ。目覚ましたら、飲ませてやってくれって言われてたし」
「うん。そうだな。飲む」
「判った。ただ、ちょっと待て。俺も少し貰う」
「何でや!俺のなんやろ?」
「デュフフフ。えぇやん、カレーパンで喉渇いたし」
そう言うと、騎士はペットボトルの蓋を開け、口を付けて数口飲んだ。
「晴輝ぃ、はいっ」
騎士がペットボトルを渡す。
「何でお前と間接キスせなあかんのや…」
「ヘケッ。そういうの気にしたっけ?どっちみち、俺とお前の仲やし」
「まあ、そうだな」
女の子との間接キスなら、浮かれるが、同性同士なら対して気にするところでもなかった。
普通に俺も口を付けて飲む。
「ゴクッ…ンッ。ゴクッ」
喉が渇いていたので、勢い良く飲んだ。
「何か、飲んだこと無い味だな。美味しいけれども、これは一体何味なんだ?」
「ん~?さーぁ?ボクちゃんにも判らん。ラベル無いから特製ジュースじゃないかなぁ?確に美味しかったが、カレーパンには劣るな。デュフフッ」
「特製ジュースか。そいや、騎士…このジュース誰から貰ったの?面倒臭くても、流石に後でお礼は言っておかなきゃだし」
「デュフッ。それもそうだなー。んあっ!!このジュース…」
…。
変な間が空く。
「うん?」
「何か変な、喋れる白い鳥が窓から入ってきて…」
「んん?」
「『コレ、ちょっと試しに飲んでくれ!その、ベットで寝ている子に飲ませると良いかも。キラーンッ』って置いてった」
騎士が、二重顎に手を添え、キラーンっと真似をしている。
「えっ?騎士、それって…ボケか?」
「デュフフ。本当の話っ」
コイツは何を言っているのだろう?
頭、大丈夫かと疑うが、ボケかどっちか確認した時に、ボケならボケとハッキリ言う奴だ。
だから、そもそも「ボケ」な奴を「本当」とは言ったりしない。
「なぁ、騎士…このジュース…大丈夫な奴…か?」
「ん~?さぁ?判らんが、ボクちゃんも飲んだし。特に問題は無さそうだぜ」
「そっ、そうか…」
親友が、問題なさそうと言うし、きっとそうなんだろと思うことにした。
ゲームの話やアニメの話をして、どれぐらい経っただろうか。
《キーン、コーンカーンコーン…♪キーン♪コーンカーン♪コーン…♪》
部活終了のチャイムが鳴り響いた。
「晴輝、どうだ?そろそろ、歩けそうか?」
騎士が俺に手を差しのべてくれる。
「お、おう。ありがと」
騎士の手を掴み、ベットから立ち上がろうとした。
「あっ…。デュッ…デュフフっ。デュフフフフ…」
騎士が自棄に強く、手を握り返してきた。
「騎士??」
俺が顔を上げて、騎士の方を見ると…。
「デュフッ…。ハァッ…ハァ…」
何故か、顔を赤くし息を荒げていた。
「騎士、お前大丈夫か?顔が赤いぞ。熱でも有るんじゃ?」
俺は何を思ったか、自分のお凸を騎士のお凸に近づけて熱を計る。
「へっ…ハァ…ハァ…。ヘッ…ヘケッ。だっ、だい…じぅぶ」
「ん~?いたって平熱っぽいな。大丈夫そうだなぁ…。ん??あっ…あれ??」
目の前の騎士と目があった途端、身体が変にゾクッ走り、熱くなる。
「あっ…なっ…ないとぉ!?!?? ごっ、ごめん。はぁっ…はぁ…」
俺は恥ずかしくなり、慌てて騎士から顔を遠ざけ、身体を背けた。
騎士の熱い息、体温…手の温もり…。
何故かドキドキが収まらない。
チラッと騎士を見ると、モジモジしていた。
「騎士って…かっ…可愛い…?」
何故か一瞬、そう思ってしまった。
自分でも少し、何かがおかしい気はするのだが。
色々と思考を巡らすが、答えは良く判らなかった。
「ねぇねぇ…デュフ…はるきぃ…」
気が付けば、騎士が俺の後ろから囁いてきた。
「なっ…!?なに…?どうした?騎士」
「ごめんっ…ボクちゃん…はぁはぁ…。ゴクっ…。もっ…もう…我慢できないっ」
「え?あ?うん?なにが??」
「だいじぅぶ。とりあえず、ボクちゃんに任せて…」
なにを任せてなのか判らないが、俺に抱きつくと手を伸ばしてきた。
「ひぁっ…」
俺は、固まった。
騎士の手が、俺の胸部を服の上からやらしい手つきで撫でてくるのだ。
「ふっ…デュッフ。緊張してるの?そんなに固まらなくても、だいじぅぶだって。優しくするからさぁ…」
くすぐったい様な、妙な刺激が俺を襲う。
「ふっぅ…はぁ…ハァ…」
「どう?はるきぃ…気持ち良くなってきた?」
「そ、そんな訳…無いだろ…?」
男相手に、興奮してるだなんて認めたくは無い。
「うーん…そうなんだ…。そうだ!ボクちゃん判った!」
騎士は、モゾモゾっと動いて服の中に手を入れてきた。
足掻こうとするが、後ろからしっかりと抱きしめられているせいで何も出来ない。
「ちょっ…んっ…騎士…なにやってるの…?」
「デュフッ。やっぱ、直に触った方が良いよね」
「おい、ひやっ…あっ…。やめっ…ろ…」
「へけっ。ハァハァ…。はるきぃ…意外に乳首…勃ってるよ?」
「そんな…はずないっ…!」
「素直じゃないなぁ…晴輝は。ボクちゃんが、素直になれるようにしたげる」
そう言うと騎士は、右手の人差し指を肩越しに自分の口に入れ、左手の人差し指は俺の口に無理矢理入れて来た。
「んっ!?うごうっ…!?」
「はるひぃ…んっ。ひょっと、指舐へて?」
頭では嫌なのに、何故か勝手に舌は動いていた。
指全体を優しく舐め回してから、指先を吸い付きながらレロレロっと舐める。
そして、指の根元から指先をなぞるように舐めながら往復する。
「ふんっ…はぁっ…」
「ディフッ。そうそう…良いねぇ。フヒッ。いやらしい舐め方知ってるね。これは…ボクちゃんも気持ちよくなれそうかも知れないなぁ。ふふっ…後が楽しみ」
騎士が何故かニヤッと笑っていた。
「よし、はるきぃ。もう良いよ。これで、滑り易くなったでしょ。フフッ…もっと乳首を弄ってあげぅ」
そう言うと、騎士は指を口から抜いて再び俺の乳首を弄り始めるのだった。
上下に擦ったり、撫で回すように触ったり。
時には摘まんで、コリコリと指先で弄ってくる。
「アッ…。うっ…。ない…っと…。ひあっ…くっ!」
「ね?はるきぃ、こっちの方が気持ち良いだろ?」
こそばゆかっただけだったが、徐々に敏感になって、ゾクゾクしてきていた。
「はぁはぁ…。ひぁっ…あっ!!んっ…」
屈辱ではあるが、声が抑えきれずに漏れてしまう。
「でゅふふっ…。良いよ、いぃーよ晴輝。もっと鳴いて。ボクちゃんも興奮してきたっ!ふふっ…はぁはぁ…」
「なっ…ないっ…とっ…。何か…当たって…る…。やめっ…。気持ちわっ…」
わざとだろうか、俺のお尻に硬くなったモノが当たっていると言うか、押し付けられている。
「フヒッ。気付いちゃった?ボクちゃんのこんなんになっちゃった。デュフッ。晴輝のお尻、プニプニで良い。これも、興奮するでしょ?」
「興奮…なんてしないっ!してないっ!」
「もぅ…。晴輝ったら、まだそんな事言ってぇ…。デュフフッ…。確かめれば、判ることだからね??」
そう言うと、騎士は片方の手をモゾモゾと動かしてズボンを這う。
「くっ…ヒィッ…。ないっと…止めろ!!」
「何を止めて欲しいのかなぁー?ヘケッ。何だかんだ言っても、ここ、テント張ってるジャン。ほら、ほら!フヒヒッ」
俺の股間の所に手を置き、楽しそうに微笑む。
「デュフ…こんなに大きくしちゃって。もう、ビンビンなんじゃない?晴輝、白状しなよっ。ほら、ほぉら!」
騎士が、ズボンの上から円を描くように擦ったり、おち○ちんの竿をなぞったり、掴んだりしてくる。
そのせいで、どうしようもない刺激がおち○ちんからゾクゾクと伝い、勝手に反応してしまう。
「はぁ…はぁっ…んっ…」
「ほら!ほぉら!晴輝のおち○ちん、ヒクヒクしてるぢゃん?もう、素直に気持ち良いって白状しなょ!素直になれば、許してあげぅ」
「んんっ…フンッ…。本当…に?ゆっ…るしてくれ…る?」
「デュフ。うん。許してあげるよ?で?どうなの?本当は気持ち良いの?」
「はぁはぁ…。んっ…。きっ…」
「き?何?」
「気持ち…良い…」
認める気は無かったが、そう答えるしか無かった。
「フヒヒッ。やっと、認めてくれた。やっぱり、気持ち良かったんじゃん!デュフフ。素直になってくれたから、許してあげる」
騎士が、俺の股間や胸から手を退けた。
やっと騎士から開放されたのだが…。
「晴輝、こっち向いて?」
どんな顔をして、そっちを向けば良いのか悩むが、言われるがままに騎士の方に身体を向けた。
「えっ…なっ!?騎士!?」
急に、膝立ちになって、俺のズボンとパンツを一緒に引き摺り下ろしたのだ。
ビンビンのままのおち○ちんが、勢い良く姿を現す。
咄嗟に、手で隠そうとしたが、騎士に阻まれた。
「デュッフヒッ」
「えぇ!?何!?さっき、素直になったら許してくれるって…」
「うん?晴輝、何言ってるの?もうさっき、許して止めてあげたじゃん。あと、これはご褒美だよ?ヘケェッ」
そう言うと、騎士は俺のおち○ちんをパクっと咥えはじめた。
「やめっ…。やめろ!やめろおぉぉぉぉ!」
気持ち悪い、恥ずかしい、うれしい?
何故か色んな気持ちが一気に流れ込み、錯乱する。
だが、理性によって貞操を守ろうと判断が下り、抵抗するものの騎士は離れない。
すると突如、おち○ちんから痛みが走った。
「ヴヮァ!いっ…イタッ…」
「もう!!せっかくボクちゃんが、ご褒美あげるって言ってるのに、そんなに暴れるなら歯立てちゃうよ?」
下手すると、噛み千切られるのだろうか?と言う思考が沸いて怖気づく。
「そうそう。大人しくしてね?て…いうかさ、実はズボン越しよりこっちの方が良いでしょ?期待してたでしょ?デュフ。だから、ご褒美にシてあげるぅ」
騎士は、ニンマリっと微笑んでいた。
ちゅぱっ…じゅぱっ…。
「んっ…んごっ…。はぁっはぁ。んんっ…。ふほっ…。んっつ…」
騎士が、美味しそうにおち○ちんに吸い付いている。
口の中の壁に擦れたり、舌も巧みに動いていて、これでもか!っと言わんばかりにおち○ちんを刺激してくる。
口内の妙な生温かさや、唾液によるヌメリ具合も相乗効果をもたらし、おち○ちんに気持ち良さを与えてきている。
「ふふっ…ンっ…。晴輝の…おち○ちん…おっきぃし、硬い…。我慢汁も出しちゃって…ボクちゃん嬉しいなぁ。喜んでくれてる!って感じで。ね、はるきぃ、ご褒美、うれぴぃ?」
「くっ…うっ…ううっ…。はぁはぁ…。クッ」
どう答えるべきかに悩む。
無駄に抵抗しても長引きそうではあるし、どう足掻いたとしても身体は勝手に感じてしまっている。
しかも、さっきよりもどんどん気持ち良くなってきてしまっていて、嫌だったはずなのに、もう何がなんだか判らない。
時間が経つにつれて、理性が壊れていっている様に感じる。
さっさと認めてしまった方が、楽なのかもしれないと思えてきてしまう。
「くっ…!アァッ…。アァん…!はぁはぁ…。うっ…うれ…ぴぃ、嬉しいよ。騎士」
「フヘっ。んっっ。そーだよね、そーだよね!素直な晴輝、だーい好き」
「すっ…す…き…?」
普通なら気持ち悪いだけなハズなのに、何故かドキッと心が波立つ。
「うん。ボクちゃん晴輝の事、好きだよ?」
「なっ…」
「でゅふっ。どうしたの?もしかして、照れてるぅ?カワイイ。いっぱい出してね?はるきぃ」
ドクンッドクンッ…。
鼓動が早くなり、頭にモヤが掛かり始める。
おち○ちんだけじゃなく、身体全体から気持ち良くなり、頭は酔った感じになった。
チュッ…ジュルッ…チュッ…ヂュッヂュゥ…。
「あっ…アァ!んっ…アァアッ!アァーッ!アァァー!」
「んっ。んぼっ…。はるひぃ、気もひ…んっ…いぃんだね!良い…ンッ…よ?何時でも…ンヴォ…ちょうらひ…!」
騎士の手の動きが早くなり、射精を促す。
「ンッ…クッ…。グワァ…くっ…。アァー!んんっ!ヴァァー!!もっ…ダッ…ダメッ…」
「イクの?んっ…。良いよっ。ボクちゃんの顔にっ!」
「あぁぁあぁぁぁぁんっ!!!」
頭の中でパーンっと何かが弾けた様な気がした途端に、おち○ちんも限界を迎えた。
<< ビュ!ビュッ!ビュルルッ!ビュッ!ビュルルル…ビュッ…ビュ… >>
精液が尿道を駆け巡って勢いよく飛び出し、おち○ちんが波打った。
「あぁ…。はぁ…はぁ…はぁ」
「はぁはぁ…。あぁ…。デュフッ…すっ…凄い…。晴輝のせーえき…。熱い、濃いのがでたぁ…フヒヒッ」
トロンとした目で俺を上目遣いで見ながら、おち○ちんに残った精液を吸い出す。
チュゥ…チュッ…。
「んっ…。おぃしぃ…。でも、まだ…晴輝の…おち○ちん…元気…。こんなに出たのに…ンフッ」
まるで、バイ○グラを飲んだみたいに衰え知らずで、ビンビンに反り返ったまま。
俺の頭の中は、今までに感じたことの無いぐらい開放感に満ち溢れ、何故か心の奥底からゾクゾクしていて堪らない。
「あははっ…アハハハはっ!」
俺はリミッターが外れた様に笑った。
「は…晴輝?」
騎士が、精液でベトベトになった顔を拭きながら、不思議そうに俺を見る。
「いぁ、あぁ。こんなに気持ち良いなんて、思ってなかったんだ。屈辱に思ってた。だけど、嫌がってたのが馬鹿みたいだったなぁって」
「フヒッ。そっ、そっか!」
騎士が嬉しそうに微笑む。
「それに…」
俺は少し頬を染めながら騎士に近づいて見つめ合う。
そして、騎士の頬を撫でながら顎へと手を移動すると、クイッっと持ち上げた。
「それ…?ンっ…」
騎士と口が触れ合い、重ねる。
「んっふっ…。俺…ンッもっ…騎士の事…好きみたいだ」
「フッ…フヒッ…。ンッ…ボクちゃん…うっ…嬉しい」
騎士も頬をほんのりと赤く染めて、涙を薄っすら浮かべていた。
ずっと、隠れていたこの思い。
やっと、伝えられたこの思い。
もっと、知りたい互いの思い。
そんな思考が駆け巡る。
「「ふっ…ぅっ…ンッ…。ハァッ…んっん…」」
チュッ…。ヂュッ。
互いに舌を出し合って、息を荒げながら絡める。
混じりあった唾液が、たらーっと垂れるが気にしない。
「んっ。ふんっ…。騎士、もっと唾液ちょーだい」
「でゅふっ。判った。晴輝、アーン♪」
そう言うと、騎士は俺の口を目掛けて唾液を垂らす。
「あっ。んっ。んん。…ゴクッ」
口の中で、自分の唾液とクチュクチュして飲み込んだ。
「フフッ。ど、どう?晴輝、美味しい?」
「うん。美味しっ」
「デュフッ。晴輝、ボクちゃんにも唾液ちょーらい?」
「んっ、うん。良いよぉ。騎士、あ~ん♪」
「アーン♪」
俺は、騎士の口に向けて唾液を溢した。
「ん~♪いっぱい♪熱い唾液いっぱい♪フヒッ…。ん~♪んっ美味しっ」
その笑顔を見て嬉しくなった。
「ねー、ないと…」
騎士の身体に触れる。
指で首をそっとなぞり、ゆっくりと下り胸を撫で回す。
「デュ…デュッ…デュフッフ…。晴輝ぃ…こしょぐったいよぉ」
「俺、騎士にも気持ち良くなって欲しい…」
「そっ、そぅ?フヒっ」
騎士はニヤっとすると、ズボンとパンツを脱ぎ、勃起したおち●ちんをポロンと露にしながら、仰向けに寝転がった。
「デュフッ。はるきぃ、じゃぁ、一緒に舐め合う?」
「うんっ」
俺は、騎士の顔を跨いで四つん這いになった。
相手の顔面におち●ちんを差し出し、自分の目の前に、相手がモノを突き出す形だ。
そうして、自分以外の勃ったおち●ちんに初めて触れている。
硬さ、太さ、長さ、血管の見えかたや、曲がり具合。
カリ、竿、玉袋。
自分にも付いていても、どこか自分のモノとは違う。
おち●ちんの匂いも相まってだろうか?
何だが普通じゃない、不思議な感じのいやらしさだ。
「アァっ。騎士の…熱くなってる…」
「フフ、晴輝に興奮してたからね。晴輝のも、良い感じにまだ熱いよぉ」
今更ながら恥ずかしさが増したが、俺は思いきって、反り勃つおち●ちんを口に含んだ。
「これが…おひんひん…」
口の中をいっぱいいっぱいに占領されるし、口を開けられるサイズに対して、こんなに大きいのだと知らされる。
なんだか自然に興奮度が増し、息が荒くなった。
唾が止まらず、溢れてくる。
唾をおち●ちんに塗りたくりながら、舐め回す。
「ンッア。デュフッ。やっぱ、晴輝…舐めるの上手。初めてとは思えないぐらい、良い感じ」
「は…はじめて、だよ」
「フフッ。上手なのは、やっぱり、どう扱ったら気持ち良いか?とかを自分のおち●ちんでも考えるからなのかなぁ?」
「そっ…そんなことっ…」
「デュフっ。そんな、隠さなくても。考えるでしょ?女の子に、どう舐められたいか…?ってさ」
「…」
「晴輝、ココもヒクヒクしてるし、バレバレだよ?ディフッ」
不意に俺のお尻の穴を何かでなぞられる。
「フェッ?」
思わず、変な声がでた。
「アナルを舐めただけで、そんなにビクんてして、カワイイなぁ。あと…。デュフッ…」
そう言うと、騎士はアナルの周りを執拗に舐め始めた。
熱い息がかかる。
ネチョとした舌がアナルの周りを這った後、穴をなぞってくる。
「ふひっ。晴輝のおち●ちんも更に固くなったね?」
身体の奥から、こそばゆく。
ゾクゾクし、エッチな気分が増してくる。
鼓動が高鳴り、欲求が高まった。
俺は思わず、騎士のおち●ちんを強く吸い上げた。
「フヒッんっ…」
すると、騎士のおち●ちんから、透明の液体がじんわりと滲み出てきた。
「これ…騎士の…我慢汁…」
舌で舐め取る。
おち●ちんの先と俺の舌に、トロンとした糸が張った。
「デュフッ。晴輝、初めての我慢汁…おいしい?」
「甘いような…しょっぱい様な…。でも、なんか…凄くエッチ…」
自分でもそこまで意識した事は無かったが、我慢汁でさえも、不思議な気分を誘う物なのだと知ったのだった。
もはや、何がなんだかは判らない。
ただただ、息が上がり猛烈にウズウズとしてきて止まらない。
「ねっ…。ンッ…。騎士…」
騎士の身体から一度離れ、向かい合う。
「ディフッ。晴輝、どうしたの?」
「ほっ…」
「ん?」
「欲しい…」
「フヒッ!何を何処に?」
騎士から目線を外し、自分の口に手を当ててもごもごしながら言う。
「騎士の…おっ…ちん…ちっ…ん……を…。おっ…尻の…あ、穴に…」
「デュフフッ!!欲しくなっちゃった?」
「んっ。いっ…れて…ほ…欲しい…」
アナルが疼き、何かを欲する。
心が騎士のおち●ちんを求める様になっていた。
「フヒッ。分かった。ボクちゃんも、そろそろ入れたかったんだ。ね、晴輝…。生で…良いよね?」
「…うん!」
俺は、自ら四つん這いになった。
すると、騎士が後ろから近づいてくる。
そして、すっと、俺の腰に手をかけるとアナルにおち●ちんを宛がった。
「んっ…ンッ…」
緊張と興奮が、交錯する。
「デュひ。晴輝、大丈夫だよ? ゆっくり入れるからね。 力ぬいて?」
俺は、深呼吸をした。
「晴輝ぃ、良い良いよ。 そんな感じ」
「あっ…。んふっ…」
騎士の圧が、少しかると、ゆっくりとおち●ちんが進入してくるのが分かった。
《《あ…アァ…。ふぃぃ…》》
互いに吐息が溢れる。
「デュフフ…。は、晴輝ぃ…入っちゃった。 処女アナルに、入っちゃった!」
「う、うんっ…。すっ…凄い…。騎士の…太くて硬いおち●ちんが…入ってるの分かる」
「フフヒッ。 晴輝、大丈夫? 痛く無い??」
「だっ、大丈夫。痛くは無くって…寧ろ凄く…不思議な感じ」
「そっか! 痛く無いなら、良かった!」
「ふ、ふひぃぃぃ」
「デュひ。晴輝、既に気持ち良さそうだね。 ボクちゃんも、そろそろ動くよ?」
「うんっ…」
騎士は、少しずつ腰を動かした。
ずんずんと、アナルが刺激される。
「はぁっ…。 あぁっ…つ…」
思わず声が漏れた。
おち●ちんを中心にして、身体中を駆け巡り、脳天までとろけそうだ。
擦るだけの気持ち良さとは、全く規模が違う。
此が、ナカから感じるって事なのかもしれない。
「なっ…ないとぉ…。 もっと…もっと…」
「デュフフ! 良いよ! もっと突いてあげる。 俺のおち●ちん、沢山味わってね」
「あっ、あぁ…。 ふっ…アッ…ンッ」
「デュひっ…。 くっ…。 はぁっ…。 晴輝のナカ、凄くまとわりついて…ディフフヒッ…」
騎士のピストンが強くなる。
気づけば、俺も腰を振る。
じわりじわりと、気持ち良さが蓄積されて行った。
「はぁっ…はぁ…。 んっ…ああぁ…くっ!」
「ふふっ。 晴輝、気持ち良い? じゃぁ…」
騎士が、ある一点を特に強く突くと、電撃が走った。
「ふっ…ふへっぇぇぇっぇぇぇ?! あっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!」
「フフフ。 晴輝、どうしたの? ここ、すんごく気持ちいいんでしょ??」
騎士が、容赦なく突く。
すると、おち●ちんに、何かが込み上がってきた。
「はぁ…はぁ…。なっ、ないとっ…! だっ、だめぇ…」
我慢しようとするが、耐え切れなくなった。
「あっ、んっ!! あぁぁぁぁぁぁ、あぁぁぁぁぁあ?!!!?」
「デュフフ。 晴輝、イきそう? いいよ? 出しちゃって?」
透明な液体が、勢いよく溢れ出す。
「ふっ…ふひぃぃぃ…」
尿道を駆け抜ける際にも、更なる気持ち良さが巻き起こった。
彼はカレーパン好きで、気がついた時にはカレーパンを頬張っている。
デブだが、根は良い奴で、昔からの俺の唯一の親友である。
「デュフフ…晴輝ぃ、集会あるんだろ?じゃぁ、先に帰るわ。頑張れ。あばヨっ!」
そう言い残し、彼は教室を去っていった。
ひょんな事から文化祭の実行委員にされ、集会に出ないといけなかったが面倒臭い。
「ま、もう一人に任せてサボっちゃうか」
そうして、教室を後にし、騎士を追う事にした。
昇降口に着くと、既に靴を履き替え外を歩いている、騎士の後ろ姿が見えた。
「ないとぉ~!!俺も帰る!!」
俺も急いで、靴を履き替えて、昇降口を出た。
すると、突然…。
「「あっ…あぶなーい!!!」」
そんな声が聞こえた後、何かが俺の顔を目掛けて飛んできた。
『バシーンッ!!』
「ふんぐがッ…」
俺の目の前は、真っ暗になった。
………。
「……き……だ……か?」
誰かの声が、遠くで聞こえる気がする。
「お……は…き。だ…い…ぶか?」
「お~い!!晴輝ぃ!!大丈夫か?」
騎士の声が耳に響く。
「うぅ…うん?騎士…?」
頭が少しボーッとするが、目を開けると白い天井が見えた。
「おっ、晴輝、気付いたか!!」
「お、おぅ…え~っと…?何が起こったんだっけ?」
何かが飛んできた気はしたが、どうなったかは覚えていない。
「晴輝が昇降口を出た途端に、サッカー部のボールが勢いよく飛んできてぇぇぇ、お前の顔にクリーンヒットォォォ!!!」
「そしたら、お前、鼻血ブーのブーブブゥーでひっくり返ってて。慌てて俺が血の処理と保健室に遺体をっ…」
「死んでねぇよっ!」
「デュフュッ。ベッドゥ…イン!して数十分間、起きなくてビックリしたが…大丈夫そうだな…」
そう言うと、何処からか、カレーパンを取りだして頬張り始める。
「ふんあ、ふへほっと…はふんほへ」
「ん?何って?頬張りながら、喋るのやめろ」
騎士は、一生懸命に口を動かし、飲み込んだ。
人が本調子で無いのに、能天気な奴だ…。まぁ、退屈はしないが。
「ゴクっ。まぁ、もうちょっと休んどけ。カレーパン、食うか?」
何処からともなく、取りだして俺に差し出す。
「カレーパンなんて、要らねぇよ」
「そっか…。美味しいのにな…。仕舞っとこ…」
そう言うと、騎士は鞄にカレーパンを片付けた。
さっきは、鞄にも触れずに取り出してたのに、本当に何処から湧いているんだろうか?
いつも不思議に思うが…。
『この世とボクはカレーパンっ!』とか騎士が言ってた時があり、色々と訊くのは怖そうだ。
「ムシャムシャ…ゴクン。あ、そうだ!喉渇いたか?飲み物あるぞ。目覚ましたら、飲ませてやってくれって言われてたし」
「うん。そうだな。飲む」
「判った。ただ、ちょっと待て。俺も少し貰う」
「何でや!俺のなんやろ?」
「デュフフフ。えぇやん、カレーパンで喉渇いたし」
そう言うと、騎士はペットボトルの蓋を開け、口を付けて数口飲んだ。
「晴輝ぃ、はいっ」
騎士がペットボトルを渡す。
「何でお前と間接キスせなあかんのや…」
「ヘケッ。そういうの気にしたっけ?どっちみち、俺とお前の仲やし」
「まあ、そうだな」
女の子との間接キスなら、浮かれるが、同性同士なら対して気にするところでもなかった。
普通に俺も口を付けて飲む。
「ゴクッ…ンッ。ゴクッ」
喉が渇いていたので、勢い良く飲んだ。
「何か、飲んだこと無い味だな。美味しいけれども、これは一体何味なんだ?」
「ん~?さーぁ?ボクちゃんにも判らん。ラベル無いから特製ジュースじゃないかなぁ?確に美味しかったが、カレーパンには劣るな。デュフフッ」
「特製ジュースか。そいや、騎士…このジュース誰から貰ったの?面倒臭くても、流石に後でお礼は言っておかなきゃだし」
「デュフッ。それもそうだなー。んあっ!!このジュース…」
…。
変な間が空く。
「うん?」
「何か変な、喋れる白い鳥が窓から入ってきて…」
「んん?」
「『コレ、ちょっと試しに飲んでくれ!その、ベットで寝ている子に飲ませると良いかも。キラーンッ』って置いてった」
騎士が、二重顎に手を添え、キラーンっと真似をしている。
「えっ?騎士、それって…ボケか?」
「デュフフ。本当の話っ」
コイツは何を言っているのだろう?
頭、大丈夫かと疑うが、ボケかどっちか確認した時に、ボケならボケとハッキリ言う奴だ。
だから、そもそも「ボケ」な奴を「本当」とは言ったりしない。
「なぁ、騎士…このジュース…大丈夫な奴…か?」
「ん~?さぁ?判らんが、ボクちゃんも飲んだし。特に問題は無さそうだぜ」
「そっ、そうか…」
親友が、問題なさそうと言うし、きっとそうなんだろと思うことにした。
ゲームの話やアニメの話をして、どれぐらい経っただろうか。
《キーン、コーンカーンコーン…♪キーン♪コーンカーン♪コーン…♪》
部活終了のチャイムが鳴り響いた。
「晴輝、どうだ?そろそろ、歩けそうか?」
騎士が俺に手を差しのべてくれる。
「お、おう。ありがと」
騎士の手を掴み、ベットから立ち上がろうとした。
「あっ…。デュッ…デュフフっ。デュフフフフ…」
騎士が自棄に強く、手を握り返してきた。
「騎士??」
俺が顔を上げて、騎士の方を見ると…。
「デュフッ…。ハァッ…ハァ…」
何故か、顔を赤くし息を荒げていた。
「騎士、お前大丈夫か?顔が赤いぞ。熱でも有るんじゃ?」
俺は何を思ったか、自分のお凸を騎士のお凸に近づけて熱を計る。
「へっ…ハァ…ハァ…。ヘッ…ヘケッ。だっ、だい…じぅぶ」
「ん~?いたって平熱っぽいな。大丈夫そうだなぁ…。ん??あっ…あれ??」
目の前の騎士と目があった途端、身体が変にゾクッ走り、熱くなる。
「あっ…なっ…ないとぉ!?!?? ごっ、ごめん。はぁっ…はぁ…」
俺は恥ずかしくなり、慌てて騎士から顔を遠ざけ、身体を背けた。
騎士の熱い息、体温…手の温もり…。
何故かドキドキが収まらない。
チラッと騎士を見ると、モジモジしていた。
「騎士って…かっ…可愛い…?」
何故か一瞬、そう思ってしまった。
自分でも少し、何かがおかしい気はするのだが。
色々と思考を巡らすが、答えは良く判らなかった。
「ねぇねぇ…デュフ…はるきぃ…」
気が付けば、騎士が俺の後ろから囁いてきた。
「なっ…!?なに…?どうした?騎士」
「ごめんっ…ボクちゃん…はぁはぁ…。ゴクっ…。もっ…もう…我慢できないっ」
「え?あ?うん?なにが??」
「だいじぅぶ。とりあえず、ボクちゃんに任せて…」
なにを任せてなのか判らないが、俺に抱きつくと手を伸ばしてきた。
「ひぁっ…」
俺は、固まった。
騎士の手が、俺の胸部を服の上からやらしい手つきで撫でてくるのだ。
「ふっ…デュッフ。緊張してるの?そんなに固まらなくても、だいじぅぶだって。優しくするからさぁ…」
くすぐったい様な、妙な刺激が俺を襲う。
「ふっぅ…はぁ…ハァ…」
「どう?はるきぃ…気持ち良くなってきた?」
「そ、そんな訳…無いだろ…?」
男相手に、興奮してるだなんて認めたくは無い。
「うーん…そうなんだ…。そうだ!ボクちゃん判った!」
騎士は、モゾモゾっと動いて服の中に手を入れてきた。
足掻こうとするが、後ろからしっかりと抱きしめられているせいで何も出来ない。
「ちょっ…んっ…騎士…なにやってるの…?」
「デュフッ。やっぱ、直に触った方が良いよね」
「おい、ひやっ…あっ…。やめっ…ろ…」
「へけっ。ハァハァ…。はるきぃ…意外に乳首…勃ってるよ?」
「そんな…はずないっ…!」
「素直じゃないなぁ…晴輝は。ボクちゃんが、素直になれるようにしたげる」
そう言うと騎士は、右手の人差し指を肩越しに自分の口に入れ、左手の人差し指は俺の口に無理矢理入れて来た。
「んっ!?うごうっ…!?」
「はるひぃ…んっ。ひょっと、指舐へて?」
頭では嫌なのに、何故か勝手に舌は動いていた。
指全体を優しく舐め回してから、指先を吸い付きながらレロレロっと舐める。
そして、指の根元から指先をなぞるように舐めながら往復する。
「ふんっ…はぁっ…」
「ディフッ。そうそう…良いねぇ。フヒッ。いやらしい舐め方知ってるね。これは…ボクちゃんも気持ちよくなれそうかも知れないなぁ。ふふっ…後が楽しみ」
騎士が何故かニヤッと笑っていた。
「よし、はるきぃ。もう良いよ。これで、滑り易くなったでしょ。フフッ…もっと乳首を弄ってあげぅ」
そう言うと、騎士は指を口から抜いて再び俺の乳首を弄り始めるのだった。
上下に擦ったり、撫で回すように触ったり。
時には摘まんで、コリコリと指先で弄ってくる。
「アッ…。うっ…。ない…っと…。ひあっ…くっ!」
「ね?はるきぃ、こっちの方が気持ち良いだろ?」
こそばゆかっただけだったが、徐々に敏感になって、ゾクゾクしてきていた。
「はぁはぁ…。ひぁっ…あっ!!んっ…」
屈辱ではあるが、声が抑えきれずに漏れてしまう。
「でゅふふっ…。良いよ、いぃーよ晴輝。もっと鳴いて。ボクちゃんも興奮してきたっ!ふふっ…はぁはぁ…」
「なっ…ないっ…とっ…。何か…当たって…る…。やめっ…。気持ちわっ…」
わざとだろうか、俺のお尻に硬くなったモノが当たっていると言うか、押し付けられている。
「フヒッ。気付いちゃった?ボクちゃんのこんなんになっちゃった。デュフッ。晴輝のお尻、プニプニで良い。これも、興奮するでしょ?」
「興奮…なんてしないっ!してないっ!」
「もぅ…。晴輝ったら、まだそんな事言ってぇ…。デュフフッ…。確かめれば、判ることだからね??」
そう言うと、騎士は片方の手をモゾモゾと動かしてズボンを這う。
「くっ…ヒィッ…。ないっと…止めろ!!」
「何を止めて欲しいのかなぁー?ヘケッ。何だかんだ言っても、ここ、テント張ってるジャン。ほら、ほら!フヒヒッ」
俺の股間の所に手を置き、楽しそうに微笑む。
「デュフ…こんなに大きくしちゃって。もう、ビンビンなんじゃない?晴輝、白状しなよっ。ほら、ほぉら!」
騎士が、ズボンの上から円を描くように擦ったり、おち○ちんの竿をなぞったり、掴んだりしてくる。
そのせいで、どうしようもない刺激がおち○ちんからゾクゾクと伝い、勝手に反応してしまう。
「はぁ…はぁっ…んっ…」
「ほら!ほぉら!晴輝のおち○ちん、ヒクヒクしてるぢゃん?もう、素直に気持ち良いって白状しなょ!素直になれば、許してあげぅ」
「んんっ…フンッ…。本当…に?ゆっ…るしてくれ…る?」
「デュフ。うん。許してあげるよ?で?どうなの?本当は気持ち良いの?」
「はぁはぁ…。んっ…。きっ…」
「き?何?」
「気持ち…良い…」
認める気は無かったが、そう答えるしか無かった。
「フヒヒッ。やっと、認めてくれた。やっぱり、気持ち良かったんじゃん!デュフフ。素直になってくれたから、許してあげる」
騎士が、俺の股間や胸から手を退けた。
やっと騎士から開放されたのだが…。
「晴輝、こっち向いて?」
どんな顔をして、そっちを向けば良いのか悩むが、言われるがままに騎士の方に身体を向けた。
「えっ…なっ!?騎士!?」
急に、膝立ちになって、俺のズボンとパンツを一緒に引き摺り下ろしたのだ。
ビンビンのままのおち○ちんが、勢い良く姿を現す。
咄嗟に、手で隠そうとしたが、騎士に阻まれた。
「デュッフヒッ」
「えぇ!?何!?さっき、素直になったら許してくれるって…」
「うん?晴輝、何言ってるの?もうさっき、許して止めてあげたじゃん。あと、これはご褒美だよ?ヘケェッ」
そう言うと、騎士は俺のおち○ちんをパクっと咥えはじめた。
「やめっ…。やめろ!やめろおぉぉぉぉ!」
気持ち悪い、恥ずかしい、うれしい?
何故か色んな気持ちが一気に流れ込み、錯乱する。
だが、理性によって貞操を守ろうと判断が下り、抵抗するものの騎士は離れない。
すると突如、おち○ちんから痛みが走った。
「ヴヮァ!いっ…イタッ…」
「もう!!せっかくボクちゃんが、ご褒美あげるって言ってるのに、そんなに暴れるなら歯立てちゃうよ?」
下手すると、噛み千切られるのだろうか?と言う思考が沸いて怖気づく。
「そうそう。大人しくしてね?て…いうかさ、実はズボン越しよりこっちの方が良いでしょ?期待してたでしょ?デュフ。だから、ご褒美にシてあげるぅ」
騎士は、ニンマリっと微笑んでいた。
ちゅぱっ…じゅぱっ…。
「んっ…んごっ…。はぁっはぁ。んんっ…。ふほっ…。んっつ…」
騎士が、美味しそうにおち○ちんに吸い付いている。
口の中の壁に擦れたり、舌も巧みに動いていて、これでもか!っと言わんばかりにおち○ちんを刺激してくる。
口内の妙な生温かさや、唾液によるヌメリ具合も相乗効果をもたらし、おち○ちんに気持ち良さを与えてきている。
「ふふっ…ンっ…。晴輝の…おち○ちん…おっきぃし、硬い…。我慢汁も出しちゃって…ボクちゃん嬉しいなぁ。喜んでくれてる!って感じで。ね、はるきぃ、ご褒美、うれぴぃ?」
「くっ…うっ…ううっ…。はぁはぁ…。クッ」
どう答えるべきかに悩む。
無駄に抵抗しても長引きそうではあるし、どう足掻いたとしても身体は勝手に感じてしまっている。
しかも、さっきよりもどんどん気持ち良くなってきてしまっていて、嫌だったはずなのに、もう何がなんだか判らない。
時間が経つにつれて、理性が壊れていっている様に感じる。
さっさと認めてしまった方が、楽なのかもしれないと思えてきてしまう。
「くっ…!アァッ…。アァん…!はぁはぁ…。うっ…うれ…ぴぃ、嬉しいよ。騎士」
「フヘっ。んっっ。そーだよね、そーだよね!素直な晴輝、だーい好き」
「すっ…す…き…?」
普通なら気持ち悪いだけなハズなのに、何故かドキッと心が波立つ。
「うん。ボクちゃん晴輝の事、好きだよ?」
「なっ…」
「でゅふっ。どうしたの?もしかして、照れてるぅ?カワイイ。いっぱい出してね?はるきぃ」
ドクンッドクンッ…。
鼓動が早くなり、頭にモヤが掛かり始める。
おち○ちんだけじゃなく、身体全体から気持ち良くなり、頭は酔った感じになった。
チュッ…ジュルッ…チュッ…ヂュッヂュゥ…。
「あっ…アァ!んっ…アァアッ!アァーッ!アァァー!」
「んっ。んぼっ…。はるひぃ、気もひ…んっ…いぃんだね!良い…ンッ…よ?何時でも…ンヴォ…ちょうらひ…!」
騎士の手の動きが早くなり、射精を促す。
「ンッ…クッ…。グワァ…くっ…。アァー!んんっ!ヴァァー!!もっ…ダッ…ダメッ…」
「イクの?んっ…。良いよっ。ボクちゃんの顔にっ!」
「あぁぁあぁぁぁぁんっ!!!」
頭の中でパーンっと何かが弾けた様な気がした途端に、おち○ちんも限界を迎えた。
<< ビュ!ビュッ!ビュルルッ!ビュッ!ビュルルル…ビュッ…ビュ… >>
精液が尿道を駆け巡って勢いよく飛び出し、おち○ちんが波打った。
「あぁ…。はぁ…はぁ…はぁ」
「はぁはぁ…。あぁ…。デュフッ…すっ…凄い…。晴輝のせーえき…。熱い、濃いのがでたぁ…フヒヒッ」
トロンとした目で俺を上目遣いで見ながら、おち○ちんに残った精液を吸い出す。
チュゥ…チュッ…。
「んっ…。おぃしぃ…。でも、まだ…晴輝の…おち○ちん…元気…。こんなに出たのに…ンフッ」
まるで、バイ○グラを飲んだみたいに衰え知らずで、ビンビンに反り返ったまま。
俺の頭の中は、今までに感じたことの無いぐらい開放感に満ち溢れ、何故か心の奥底からゾクゾクしていて堪らない。
「あははっ…アハハハはっ!」
俺はリミッターが外れた様に笑った。
「は…晴輝?」
騎士が、精液でベトベトになった顔を拭きながら、不思議そうに俺を見る。
「いぁ、あぁ。こんなに気持ち良いなんて、思ってなかったんだ。屈辱に思ってた。だけど、嫌がってたのが馬鹿みたいだったなぁって」
「フヒッ。そっ、そっか!」
騎士が嬉しそうに微笑む。
「それに…」
俺は少し頬を染めながら騎士に近づいて見つめ合う。
そして、騎士の頬を撫でながら顎へと手を移動すると、クイッっと持ち上げた。
「それ…?ンっ…」
騎士と口が触れ合い、重ねる。
「んっふっ…。俺…ンッもっ…騎士の事…好きみたいだ」
「フッ…フヒッ…。ンッ…ボクちゃん…うっ…嬉しい」
騎士も頬をほんのりと赤く染めて、涙を薄っすら浮かべていた。
ずっと、隠れていたこの思い。
やっと、伝えられたこの思い。
もっと、知りたい互いの思い。
そんな思考が駆け巡る。
「「ふっ…ぅっ…ンッ…。ハァッ…んっん…」」
チュッ…。ヂュッ。
互いに舌を出し合って、息を荒げながら絡める。
混じりあった唾液が、たらーっと垂れるが気にしない。
「んっ。ふんっ…。騎士、もっと唾液ちょーだい」
「でゅふっ。判った。晴輝、アーン♪」
そう言うと、騎士は俺の口を目掛けて唾液を垂らす。
「あっ。んっ。んん。…ゴクッ」
口の中で、自分の唾液とクチュクチュして飲み込んだ。
「フフッ。ど、どう?晴輝、美味しい?」
「うん。美味しっ」
「デュフッ。晴輝、ボクちゃんにも唾液ちょーらい?」
「んっ、うん。良いよぉ。騎士、あ~ん♪」
「アーン♪」
俺は、騎士の口に向けて唾液を溢した。
「ん~♪いっぱい♪熱い唾液いっぱい♪フヒッ…。ん~♪んっ美味しっ」
その笑顔を見て嬉しくなった。
「ねー、ないと…」
騎士の身体に触れる。
指で首をそっとなぞり、ゆっくりと下り胸を撫で回す。
「デュ…デュッ…デュフッフ…。晴輝ぃ…こしょぐったいよぉ」
「俺、騎士にも気持ち良くなって欲しい…」
「そっ、そぅ?フヒっ」
騎士はニヤっとすると、ズボンとパンツを脱ぎ、勃起したおち●ちんをポロンと露にしながら、仰向けに寝転がった。
「デュフッ。はるきぃ、じゃぁ、一緒に舐め合う?」
「うんっ」
俺は、騎士の顔を跨いで四つん這いになった。
相手の顔面におち●ちんを差し出し、自分の目の前に、相手がモノを突き出す形だ。
そうして、自分以外の勃ったおち●ちんに初めて触れている。
硬さ、太さ、長さ、血管の見えかたや、曲がり具合。
カリ、竿、玉袋。
自分にも付いていても、どこか自分のモノとは違う。
おち●ちんの匂いも相まってだろうか?
何だが普通じゃない、不思議な感じのいやらしさだ。
「アァっ。騎士の…熱くなってる…」
「フフ、晴輝に興奮してたからね。晴輝のも、良い感じにまだ熱いよぉ」
今更ながら恥ずかしさが増したが、俺は思いきって、反り勃つおち●ちんを口に含んだ。
「これが…おひんひん…」
口の中をいっぱいいっぱいに占領されるし、口を開けられるサイズに対して、こんなに大きいのだと知らされる。
なんだか自然に興奮度が増し、息が荒くなった。
唾が止まらず、溢れてくる。
唾をおち●ちんに塗りたくりながら、舐め回す。
「ンッア。デュフッ。やっぱ、晴輝…舐めるの上手。初めてとは思えないぐらい、良い感じ」
「は…はじめて、だよ」
「フフッ。上手なのは、やっぱり、どう扱ったら気持ち良いか?とかを自分のおち●ちんでも考えるからなのかなぁ?」
「そっ…そんなことっ…」
「デュフっ。そんな、隠さなくても。考えるでしょ?女の子に、どう舐められたいか…?ってさ」
「…」
「晴輝、ココもヒクヒクしてるし、バレバレだよ?ディフッ」
不意に俺のお尻の穴を何かでなぞられる。
「フェッ?」
思わず、変な声がでた。
「アナルを舐めただけで、そんなにビクんてして、カワイイなぁ。あと…。デュフッ…」
そう言うと、騎士はアナルの周りを執拗に舐め始めた。
熱い息がかかる。
ネチョとした舌がアナルの周りを這った後、穴をなぞってくる。
「ふひっ。晴輝のおち●ちんも更に固くなったね?」
身体の奥から、こそばゆく。
ゾクゾクし、エッチな気分が増してくる。
鼓動が高鳴り、欲求が高まった。
俺は思わず、騎士のおち●ちんを強く吸い上げた。
「フヒッんっ…」
すると、騎士のおち●ちんから、透明の液体がじんわりと滲み出てきた。
「これ…騎士の…我慢汁…」
舌で舐め取る。
おち●ちんの先と俺の舌に、トロンとした糸が張った。
「デュフッ。晴輝、初めての我慢汁…おいしい?」
「甘いような…しょっぱい様な…。でも、なんか…凄くエッチ…」
自分でもそこまで意識した事は無かったが、我慢汁でさえも、不思議な気分を誘う物なのだと知ったのだった。
もはや、何がなんだかは判らない。
ただただ、息が上がり猛烈にウズウズとしてきて止まらない。
「ねっ…。ンッ…。騎士…」
騎士の身体から一度離れ、向かい合う。
「ディフッ。晴輝、どうしたの?」
「ほっ…」
「ん?」
「欲しい…」
「フヒッ!何を何処に?」
騎士から目線を外し、自分の口に手を当ててもごもごしながら言う。
「騎士の…おっ…ちん…ちっ…ん……を…。おっ…尻の…あ、穴に…」
「デュフフッ!!欲しくなっちゃった?」
「んっ。いっ…れて…ほ…欲しい…」
アナルが疼き、何かを欲する。
心が騎士のおち●ちんを求める様になっていた。
「フヒッ。分かった。ボクちゃんも、そろそろ入れたかったんだ。ね、晴輝…。生で…良いよね?」
「…うん!」
俺は、自ら四つん這いになった。
すると、騎士が後ろから近づいてくる。
そして、すっと、俺の腰に手をかけるとアナルにおち●ちんを宛がった。
「んっ…ンッ…」
緊張と興奮が、交錯する。
「デュひ。晴輝、大丈夫だよ? ゆっくり入れるからね。 力ぬいて?」
俺は、深呼吸をした。
「晴輝ぃ、良い良いよ。 そんな感じ」
「あっ…。んふっ…」
騎士の圧が、少しかると、ゆっくりとおち●ちんが進入してくるのが分かった。
《《あ…アァ…。ふぃぃ…》》
互いに吐息が溢れる。
「デュフフ…。は、晴輝ぃ…入っちゃった。 処女アナルに、入っちゃった!」
「う、うんっ…。すっ…凄い…。騎士の…太くて硬いおち●ちんが…入ってるの分かる」
「フフヒッ。 晴輝、大丈夫? 痛く無い??」
「だっ、大丈夫。痛くは無くって…寧ろ凄く…不思議な感じ」
「そっか! 痛く無いなら、良かった!」
「ふ、ふひぃぃぃ」
「デュひ。晴輝、既に気持ち良さそうだね。 ボクちゃんも、そろそろ動くよ?」
「うんっ…」
騎士は、少しずつ腰を動かした。
ずんずんと、アナルが刺激される。
「はぁっ…。 あぁっ…つ…」
思わず声が漏れた。
おち●ちんを中心にして、身体中を駆け巡り、脳天までとろけそうだ。
擦るだけの気持ち良さとは、全く規模が違う。
此が、ナカから感じるって事なのかもしれない。
「なっ…ないとぉ…。 もっと…もっと…」
「デュフフ! 良いよ! もっと突いてあげる。 俺のおち●ちん、沢山味わってね」
「あっ、あぁ…。 ふっ…アッ…ンッ」
「デュひっ…。 くっ…。 はぁっ…。 晴輝のナカ、凄くまとわりついて…ディフフヒッ…」
騎士のピストンが強くなる。
気づけば、俺も腰を振る。
じわりじわりと、気持ち良さが蓄積されて行った。
「はぁっ…はぁ…。 んっ…ああぁ…くっ!」
「ふふっ。 晴輝、気持ち良い? じゃぁ…」
騎士が、ある一点を特に強く突くと、電撃が走った。
「ふっ…ふへっぇぇぇっぇぇぇ?! あっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!」
「フフフ。 晴輝、どうしたの? ここ、すんごく気持ちいいんでしょ??」
騎士が、容赦なく突く。
すると、おち●ちんに、何かが込み上がってきた。
「はぁ…はぁ…。なっ、ないとっ…! だっ、だめぇ…」
我慢しようとするが、耐え切れなくなった。
「あっ、んっ!! あぁぁぁぁぁぁ、あぁぁぁぁぁあ?!!!?」
「デュフフ。 晴輝、イきそう? いいよ? 出しちゃって?」
透明な液体が、勢いよく溢れ出す。
「ふっ…ふひぃぃぃ…」
尿道を駆け抜ける際にも、更なる気持ち良さが巻き起こった。
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作成日 : 2016/04/27(水) 17:47
更新日 : 2019/01/10(木) 16:14
Book Shelf Ver:1.7 - 天空の彼方